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石嶺線都市モノレール工事
実施時期 : 令和6年度
発注者種別 : 官公庁
案件概要
那覇市内を走る沖縄都市モノレール(ゆいレール)の鋼製橋脚を対象とした修繕工事に伴う工事測量業務です。供用中の高架軌道構造物という特性上、運行への影響を避けながら、高精度な測量データを取得することが求められました。
背景・目的
鋼製橋脚は経年による腐食・劣化が進行しやすく、定期的な点検・修繕が安全運行の維持に欠かせません。今回の修繕工事にあたり、既存橋脚の現況形状・変位の把握と、修繕後の出来形管理のための高精度測量が必要とされました。
供用中の軌道構造物に近接する現場のため、以下のような制約がありました。
- 運行時間帯を避けた限られた作業時間内での測量が必要
- 高架構造物であるため、地上からのアクセスが限定的
- 至近距離に運行中の軌道があり、安全管理を徹底した作業が求められた
使用機材・技術
- トータルステーション・GNSS測量機: Trimble R8s(国土地理院1級登録機)
- 地上型3Dレーザースキャナー: Trimble X7
- 測量士による現地対応・安全管理体制のもとで実施
高架構造物特有の制約に対応するため、地上からの高精度測量を中心に、必要箇所を3Dレーザースキャナーで補完する体制で対応しました。
作業内容・工程
1. 現地踏査・安全計画の策定
運行時間帯・作業可能時間の確認、関係機関との調整
2. 基準点設置・GNSS測量
周辺基準点を活用し、現況把握のための基準点を設置
3. 橋脚現況測量
既存橋脚の形状・変位を高精度に計測
4. 3Dレーザースキャナーによる詳細計測
アクセスが限定される箇所を地上からの3D計測で補完
5. データ処理・出来形管理資料作成
修繕前後の比較・出来形管理に活用できる形式で成果物を整理
課題と対応
課題: 供用中の軌道構造物近接エリアでの安全な測量
営業運行中のモノレール構造物という特性上、通常の工事測量以上に安全管理と作業時間の制約が伴う現場でした。
対応: 事前の綿密な作業計画と、地上からの高精度機材を組み合わせることで、運行への影響を避けながら必要な精度のデータを取得しました。
成果物
- 橋脚現況測量データ
- 3D点群データ
- 出来形管理資料
- 測量成果報告書
担当者コメント
「供用中のインフラに関わる測量は、精度はもちろん、安全管理と工程調整が特に重要になります。関係者の皆様とのしっかりした連携があってこそ、安全かつ高精度な成果につなげられました。」(測量担当)
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